こんにちは!
実行委員会のたくとです。
ご無沙汰しております。
会社のお盆休みも終わり、現在モリモリ仕事している僕ですが、
今月前半は親戚2名が亡くなり、祖父の13回忌があり、何かと親戚で集まるのが多い盆でした。
盆の最後、8/15は祖母の妹さん(以下大叔母)の旦那さんのお葬式でした。
僕はほとんど故人の記憶がなかったのですが、
僕が幼少期の頃に遊んでもらったそうで参列してきました。
当日は早朝からオンラインの仕事があったので、前夜に明石から姫路に礼服を取りに行き、
そのまま会場の尼崎のビジネスホテルまで向かい前泊しました。
少々無理をしましたが、母がとても嬉しそうだったのでまあ良しです。
10年以上お会いしていない親戚もいて、
幼少期の頃の僕の暴れん坊エピソードを申し訳ない気持ちで聞いておりました。
故人は弁護士さんで、大叔母のお婿さんでした。
2人の娘さん(僕の母の従姉妹)と3人の立派なお孫さんがおりました。
あちこちで思い出話が行き交う一族葬。
涙がありつつも明るくて、良いお葬式でした。
今年89歳になる祖母はなかなかの名家の生まれです。
故人と大叔母が2人になるまでは関西随一の高級住宅地、芦屋六麓荘の屋敷に住んでました。
昔は尼崎で一番の土地持ちで、今でも大叔母は尼崎にたくさんのマンションを所有しています。
ですが安泰ということではありません。
どんな名家も数代にわたり資産を守り続けるのは大変です。
孫で長男で大卒1年目のRくんは、名家の期待を一身に背負って英才教育を受け、
誰に言っても恥ずかしくない学歴を手にし、
現在は東京の外資系コンサル会社で勤務中です。
名家のお坊ちゃんも大変です。
祖母は名家4姉妹の長女で、その頃建設業でブイブイ言わせていた畠中家の祖父に嫁いだそうです。
その後、建設から自動車学校まで手を広げていた祖父の会社はバブル崩壊の影響を受け倒産します。
別で会社をやっていた叔父(祖母の息子)の会社も倒産し、
連帯保証人をしていた祖母はお金で苦労します。
ちなみに母も、父の会社の連帯保証人をして、倒産してお金で苦労します。
僕は経営者というか、起業家の血筋なんですね。
母の教えは「連帯保証人にはなるな。借金はするな。」です。
まあそんな教え守っていては経営者などできません。
畠中家に嫁いだ祖母、名家を継いだ大叔母。
戦争とバブル崩壊という激動の時代を経て、姉妹別々の人生を歩み、
80代になってなお、手を取って励まし合える。
なんだかグッとくるものがありました。
わが兄弟もこうありたいものです。
今となっては認知症が進行している祖母に昔話を詳しく聞くのが難しくなってしました。
自分も気付けば35歳。当たり前です。
母も還暦を過ぎ、自分や弟たちにも子どもができる世代。
戦国時代なら当主世代です。
子や孫に少しでも先祖の話ができるようにしないとですね。
阪神淡路大震災、東日本大震災、新型コロナ感染症。
こちらはこちらで激動を経て、あと65年ほど多分なだらかでない残りの人生を歩みます。
どんな苦労も一献の酒のお伽になればよし。
僕の盆活でした!